プロフィール:
滋賀県彦根市出身、立命館大学文学部卒業。

幼少期より、父親の勤めるバルブ工場で品質や設計、現場作業などに親しみ、「何かを作る」ということへの楽しみを見い出す。小さい頃の夢は和紙職人だったが、器用さが伴わずに断念。彦根市に多くある万葉歌碑に影響され、大学時代は文学部に進学。
大学時代は、塾講師のアルバイトに熱中。そんな中、多くの進学実績を出し、独りよがりになってしまい、他の講師との連携をあまりとらないようになってしまう。一人の同僚との出会いにより、自分一人ではやりきれないことの多さ、それを補填しあえる関係性の大切さを思い知る。他の同僚と補填しあうことにより、オープニングスタッフとして関わっていたその教室は、入塾者数でエリア1番となる。

大学卒業後の2007年、幼少期からの親しみから、装置製造業(キヤノンアネルバ株式会社)に就職。新卒で入社してすぐに人事部に配属され、主に要員管理と教育体制整備、評価制度構築に携わり、「従業員が思うように動かない」という悩みを感じる。その後、定期異動で安全衛生部門へ異動。そこで、安全衛生担当取締役より「現場へ行って従業員の声を聴く」ことの重要さを教わる。安全衛生は現場の従業員が納得しないと、決まりを作っても守ってもらえない。安全衛生の決まりを守らないことが死亡やけがに繋がる中、いかにして従業員の声を聴き、従業員が守れる決まりを作り、従業員にその決まりを周知することが非常に大切であった。ここで、ようやく人事時代は現場の従業員の実情を見れていなかったことを思い知る。その後の定期異動で人事部門に異動した後は、徹底して従業員との面談を繰り返し、従業員が求めていることと会社が求めていることのマッチングがとれた施策の導入に力を入れる。

2018年、りつ社会保険労務士事務所を開設。実情に合わせた柔軟な施策をとることを第一にとし、企業の人事制度構築と安全衛生遵法体制整備をサポートしている。


実績:
≪講演≫
  • 労働安全衛生法を製造業が守るためのポイント(真空展2019)
  • 社会保険労務士対象 労働安全衛生法講座(神奈川県社会保険労務士会川崎北支部 など)
  • など
≪執筆≫
  • 川崎市労働情報(2018年10月号)
  • Money Forward Bizpedia 監修(2019年2月)